2018年3月4日日曜日

20180304 記録は失われることはないという点

昨日、青山のスパイラルビルの隣のビルで、講座しましたが、わたしが女教皇の書物について話していたことについて、こういうコメント。

>私も、女教皇の解説の中のアレキサンドリア図書館のデータはすでにいろんな場所に収まっていると聞いた時にとても安心して何か解放された気分になりました
>それはQHHTで見た前世とサブコンに言われたことの間を埋めるような
>情報で、もしかして以前から同じことを先生はおはなしされていたのかもしれませんが今の私にとても深く響いて
>心のそこからなんだか不思議に安心したのです。

知識の時代から、信仰の時代に移っていく時に、知識は重要ではないという風潮から、図書館を壊していくということをキリスト教徒がもくろんだわけだが、そもそもどんな記録も消えることはない。消えるとしたら、読み取り機がいる時間・空間の推移によって、記録から読み取り機のセンサーが去っていくから。戻ればまた記録はそこにある。ただ、時間が推移していくという階層の宇宙においては、予備のために、複数の場所にミラー図書館を置くことになっている。アレキサンドリア図書館の記録の移動については、一部の人の前世記憶では、秘密裏に図書館の本を、違う場所に地下通路を使って運んでいくというイメージで出てくる。地下通路というのは、すでに表層的な脳活動でなく、シフトした領域に移すということを意味していて、つまりエーテル界にという意味。女教皇が衣服に厳重に包まれているのは、女教皇が、エーテル界に住んでいるという意味。日本でなら、竹林の中にいたカグヤ姫(月の都市から来た)なども、これに似ているアーキタイプ。
こういう記録を引き出すということができないのなら、2女教皇のカードがまだうまく使えていないということで、0から9までが時間の一方的な流れに依存した地球体験の領域であり、それに対して完了しないのならば、11以後は行けないなどと説明したので、タロットカードの習得はハードルが高いと思われたと。

読み取り機の話では、3女帝が、腰から額に通路ができて、額の前に球体(水晶球)があり、そこにリアルなイメージを形成するという仕組み。思いついたことはなんでも形にしてしまうという女帝のイメージ能力が濃くなるには、腰から上がるエネルギィの増加が必要で、これは講座では、真空管の構造にも似ていると説明した。電子は高い電圧のところに集まる。そして電磁場の中を通ると、くるくると回転するというのが電子の性質。
センサーが2女教皇の書物のどれかに触れると、3女帝は、それをイメージ化し、形にしてゆき、人生はこういう記録の中のどれかをトレースして作られていくというものです。
1魔術師の段階でも、右手と左に持つ、「球」と「棒」は、単独で存在するものと、繋ぐものという二種類の原理をともに活用するということで、このあたりを考えると、カードの初期の1と2と3を習得するだけでも、数十年かかるかもというような話でした。

占星術は、経験の前半領域まで、つまり10までの段階では研究したほうがいいし、3や4の基本的なロゴスの意味について、それらを抽象的でなく、具体的なものに当てはめるのに、きわめて有用ということと、惑星生活において、自動的に回転する惑星に依存して、時間の中を生きることに無意識な状態をむしろ自覚していくことに貢献する可能性はある。つまり占星術はほんとに生々しく出てくるものだね、ということが、反対に言えば、いかに惑星の回転による時間進行に依存しきっているかを思い知るということでもあります。このようにすれば、次はこうなるという進行に対して、人間というのはいかに無知で、暗闇の中に生きているのか知るには占星術は役に立つでしょう。
複数の7つのサイクルが、地上に固定された状況の中で展開されていき、そのことにまったく自由意志が働かないで、いわば無自覚なのは7戦車。10個の輪の中で自分に適したものにあらためて入り込むのが10運命の輪。

で、前から言ってる様に、それぞれのカードのチェックリストとして、一枚について10個くらいの質問項目などを作成するというのをしてほしい。わたしが作るのは、面倒くさい。
たとえば、愚者のカードでは、8点は胸を囲んで、魔術師は松果腺を囲んでという違いがあり、これが植物系と動物系の違いでもあるが、たとえば、松果腺を囲む8つのアームを開発するのは、この魔術師のカードのテーマのひとつでもあるということ。
こういうことを細かく点検すると、一枚につき、たくさんの項目があるのではないか。魔術師から愚者にシフトするのは、「見ているものの中に自分が飛び込む」というもので、外から見ている、内側から見ているという違いを作り出す。魔術師は特定のひとつの世界に入ってしまったので、異界に対しては外面的に見ることしかできなくなる。しかし愚者はその異界にそのまま飛び込むことができるのは、もう特定の世界に拠点を置くということをやめてしまったから。




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