人間は三分節の生物です。印象・思考において呼吸し、空気を呼吸し、食物を呼吸する。で、この三つのセクトはわりに似ている。十分に注意深く考えて発信することも大切で、思ったままに発言する人は自分という機械性に支配されています。同じように、何も考えないで呼吸するというのは自分の持つ機械性に支配されており、人生はまったく何も改善がないし、どこにも進めない。で、この思考と感情に関してはある程度わかっていても、食物の摂取と排泄の均等なバランスとか、あるいはアウトプットとしての排泄について、注意深く考えている人はきわめて少ない。排泄は吐き出すと、あとは知らないというのは、排泄とは呼吸の吐く息でありアウトプットであるということを考えていないわけです。やはり排泄をデザインするということも大切ではないかということですね。昔は畑に堆肥を撒いていた。それで植物が育った。自分の身体から排泄したものをそのまま切り捨てるのでなく、より下にある生命圏への恩寵と考えていたのです。食べると同じくらい排泄を真剣に考え、腸内細菌に関しても意識的に調整するということも重要ですね。三分節人間は、思考と感情と物質がばらばらに働いていてはいけない。で、通説に支配されるとばらばらになりやすいです。つまり自分の三分節ではない情報だからです。休まず試して、自分の三分節個性をみきわめないといけない。穢れを取り祓う人生とはそういうことです。
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