グルジェフの水素で、振動密度が高く物質密度の低いものから、振動密度が低く物質密度の高いものまでの順位をあらわす表を、生きとし生きるものの図表と説明している。で、この振動と物質は、波動と粒子と置き換えてもいい。つまりイザナミ(波)と、イザナギ(凪、粒子)の関係表だ。一なる絶対の法則は、この対比がなく、その後、たとえば人間の意識H48は、一なる物質を48個にわけて、このうちひとつだけが目覚めているという要素になる。残り47個は自己が不在。動かないものを物質といい、これは意識の昏睡をあらわし、また感覚と言ってもいいかもしれない。1個のみ目覚め、残り47個が死んでいるのが、わたしたち人間の意識だ。で、地球は12個あると言うが、これはH12意識(太陽系意識)を12に分けると、ひとつは1/48の成分が四つ集まったものをあらわしている。一般の人間は、この12個の地球のうち、一つの地球の中で、さらに四分の一が目覚めているということをあらわす。残りが目覚めて、4/48になると、この地球から違う地球に移動する。なぜなら影とか眠りがなくなってしまうと、そこにとどまることが不可能になってくるからだ。留まるというのは、未知の、影の要素がその人を拘束してしまうことで成立できることだ。2/48とか3/48とかになっていくにつれて、違う地球が目の前にちらちらと現れる。この地球にしっかり根をはやすには、1/48でなくてはならない。目覚めた意識としてのパルスがひとつでなく、ふたつになっていくと、多くの人が見ることのできないものを視覚的に見ることになる。空白の無の中に、イメージがあらわれてくるのだ。いずれにしても人間が1なるものに回帰するには、数千年とかかかるのではあるまいか。1/48で生きているのだから。
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