P.K.ディックの写本をして短編を書いていたので、あらためてwiki見たら、ディックの同じ高校の同級生にアーシュラ・ルグインがいたというのを見て、驚きました。それから、スピードとかアンフェタミンとか常用していたけど、のちに医者から特殊体質のため、アンフェタミンは脳に達する前に肝臓が処理してしまうということを聞いたらしい。つまりアンフェタミンは何の意味もなかったのです。コーヒーのほうがまだましじゃないか。ディックは生きて小説を書いている間はずっと貧乏だったそうです。で、ハインラインが電動タイプライターを買ってあげたらしい。それも驚き。そもそもディックの作風は、ハインラインと真逆です。ハインラインみたいな小説を書いていると、だいたい金持ちになる。社会を否定しない内容でなかなかに保守的な精神なのにそれをSFの衣をまとって書くというのが、かなり小ずるいです。(今でいう新海監督かな。ちょっと次回作見たくない。)夏への扉とかかなりのものなので、びっくりして山下達郎とかは曲まで作ってしまった。しかしディックは社会に対してぼろくそ批判をしていますから、お金入るはずない。お金すなわち社会の作り出した架空の価値観です。で、WIKIの内容見て、もうちょっとこれからもディックに深入りするかなと思いました。なんか彼の精神というのが、スケスケに見えてきます。わたしは彼を仲間と思うようになりました。とはいえ、何十年も前からそう思っていましたが。
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