金星人タロットを考えると、結局、アーキタイプすなわち神話的元型性に集中して、断片化された地上の人生から手を引くということですね。金星と地球ではあまりにも時間感覚が違う。それに金星人は地球人のような物質性で考えないということで言えば、一枚のカードの経験に300年かけるかもしれない。地球人は蝉のように短命なので、何もかも急ぐが、急いでも、ひとつのアーキタイプにさえまとめられない。あらゆることを断片化して考えるのですね。わたしは昨日トイレのKさんに、ものを書く時に、基準となるのは書いていて楽しいか、やってるうちに、トランス状態に入ったりするかということを目安にするといいと言いましたが、いま書いているタロットの本は、確かに書いていると楽しい。いつものように。書くことが苦痛だったのは、30代とか四十代です。この時には要求に従って書いていた。いまは書きたいことだけ書く。すると、ふわっと楽しいのです。なのに身体はついてこれないので、作業は一時半で終了したりします。金星人は半分エーテル体なので、住んでいるのは、金星の雲か、金星の公転周期の輪か、それとも地球の地下帝国か。このあたりのあいまいさは、つまりはエーテル体とは、物質世界においての座標とは噛みあっていないということから来ています。このことに慣れてくれれば、徐々に客観的判断に近づきます。
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