新妻氏が、以前、タロットカードに関係した夢を見たという話を書いていた記憶がある。で、わたしも縦に立つタロットカードの夢を見た時に、これは著しく魔術的な世界だなと感じたのだが、これはこないだのアンドロダ黒服存在の死のダンスと共通面があると思う。ともに不気味だからだ。なので、これについて、いままでのわたしのタロット解説本とは違う切り口で書いてみようと思う。このタロット解釈は、おそらく通常の知的なものでは分析しずらいもので、金星、アルニタク、シリウスのマトリクスが持ち込んできたものだと思うが、改めて魔術的、オカルト的というものに対して検討するものでもあると思う。たいていの場合、オカルト的というと、否定的に考えられており、それは地球では意識と物質は切り離されており、想念で何をしても物質生活にはなんの貢献もしないという信念体系をもとにしているからだ。魔術的、オカルト的というのは、つまり想念は物質や肉体に影響をもたらす、そして人のボディとは心理的存在であるということを正面から見据えたものだ。わたしの夢で縦に立っていたタロットカードは、一枚ずつが強烈に魔術的というか呪術的な力を持っていた。このへんを、死のダンスと結び付けてみよう。ただ、夢舎では同時進行で、カードの一枚ずつに入り込んでみてほしい。というのも夢は、知的なものを超えて包括的に情報をもたらすからだ。
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