2020年3月28日土曜日

20200328 火星の動き?

占星術で、具体的な事象については読むことはできない、というより読まないほうがいいと言ったのは、具体的な事象というのは視点が限られたところで見えるもので、その事象に目を向けることで、ほかのものを見落とすからですね。自分を矮小化させる。
世界の動きの中で、小さなところだけ覗いて、それを拡大してしまうという歪曲をする行為を占星術で実践するのは、占星術の無駄遣いです。
なんだけど、固形物に生きていて、世界を見る時にも、自分に利害があるところだけを拡大して、それがあたかもすべてを覆っているかのようにみなすのは、固形物から離れるまではやめられないのかもしれません。足に鎖をつけて歩いている状況。

で、冥王星は環境の外から侵入してくるもので、それが土星につきあたることで、土星の壁が破れたり、また壁を補強したりしているうちに、木星が冥王星の影響を広範なところに拡大してゆき、こんどは土星が火星を捕まえて、自粛要請したりと、このあたりのグループの動きは面白いのではないですか。土星は老人という話もあり、老人だけが死にかけたり死んだりする。火星はそもそも冥王星と同じくさそり座の支配星だとすると、冥王星の小型代理人?(わたしは冥王星は春分点の支配星と言ってますが。で、火星は牡羊座の支配星。)
3月23日あたりに、木星・火星・冥王星が合になったので、ここで火星は冥王星にチャージされて、スーパースプレッダーとして野に放たれた場合もありえますね。

質問
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私のドラゴンテイルに合ですが、特にイライラするとかはありません。
個人の出生図のヘッドやテイルにトランジット天体が合になっても特に影響は出ないものなのでしょうか。

あと、山羊座後半で木星冥王星の合に牡牛後半の金星が今トラインとなってますが、これは世界中が不況に突入しても、各国の政府がそれなり休業補償することの表れでしょうか?
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テイルは天体でない。
土星がテイル、ヘッドにかかわると、人脈の縁を制限するという作用はある。
金星は休業補償するかどうかはわからないけど、すくなくとも、この騒ぎからお金、物質的メリットを得るという要素があると言えるのでは。

日本では、これを機会に、社会機構のありかたを反省しよう、改善しようということをいう人がいて、つまりこれをチャンスととらえて、いままでの経済システムなどを考え直すということですが、しかし、たいていの人は、これを乗りこえたら、前のままに落ち着くべし、としか考えていない。つまり教訓は生かさない。決して前進しない。
そもそも冥王星が山羊座に来た時、これは山羊座という社会、国家、組織の状況を改革するというのが本来的な目的。冥王星が持ち込んだ、宇宙的な原理にもう少し合わせろ、ぜい肉を落とせと。なので、冥王星・土星はある意味仕上げ的なものでもあると考え、この視点からすれば、ウィルスも協力していると考えてもいいのですが。まったくウィルスが主役じゃない。ちょっと助っ人。冥王星から見た場合のね。(人から見た視点だと、正反対)
で、老人は多すぎるので、これはまともでない、このさいだから、老人を減らそう、俺たちは死なないので、これは天が与えた采配だ、などという極端なことを主張している人はさすがにいないですね。

ズームは人気すぎて、重くなっているそうです。


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