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最後に問題のゾスマです。
ブレイディによると、獅子の背中を意味し、犠牲になったもの、失われたものを保護しようとする、自らも犠牲をこうむることがあるということですが、これはまさに黒いアテナ問題で、西洋的に歪められた解釈であるとわかりました。この獅子も例のヘラクレスによって殺められています。スフィンクスは獅子を模して作られているように、もともとエジプトでは獅子は崇められていたものでした。それから、「背中(背後)」という時に、西洋ではあまりよくないイメージがあるのかもしれませんが、死後の世界を大切にしたエジプトでは、むしろ背中(背後)は大事にされていたのではないでしょうか?
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わたしは、この黒いアテネ問題をもっと広げたい。いまのアメリカの黒人差別にしても、白人の抱く恐怖、コンプレックスが出てきたもので、そのもとにあるものは、ギリシャがエジプトから来たものではないという主張から来ている。ほんとはそうなのに、それを認めないということから来ている。文明の閉鎖欲求。
で、ギリシャ神話の歪曲はそうとうのもので、ブレイディの神話解釈はギリシャ神話色が強いということでは、ブレイディの恒星の意味についてはいろいろと曲がっている。なので、この恒星の意味の修正作業を、たくさんの人にしてほしい。しかしここで注意する必要があるのは、恒星は神話の前にあり、ロゴスであり、メンタル体であり、その後H12に落とした時に、神話的カラーを持つということ。ズスマンの「ほら、いまお父さんが車から降りてきたよ。お父さんって車だったんだね」という言葉にあらわれているような勘違いをしないように考えないといけない。
エジプト神話はよほどまし。で、エジプト神話は、基本的に、りゅう座のトゥバンのアカシックレコードから来ている。それはシリウス図書館とも連動する。ヘラクレス過剰重視は、つまりは人間の個人の力は、神々を超えるという見解で、太陽の光は、恒星を見えなくするということでもあり、このあたりのひずみを修正するための神話修正教室みたいなものをすると楽しいのでは。それをすると、オリオンに対する誤解も解ける。すると古事記の内容も、三分の一程度は書き換えないといけないです。
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