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アルゴルは、ペルセウスによって切り落とされたメドゥーサの頭部と言われていますが、メドゥーサの首から滴り落ちた血は右側の血管から流れて右の瓶に入った血には死者を蘇生させる効果が、左側の血管から流れて左の瓶に入った血には人を殺す力があったそうです。
つまり、メドューサの血には、生死を操れる力があったということです。このことを知って考えたのは、メドューサとアヌビスの繋がりです。
エジプトのアレキサンドリアのお墓に、メドューサの頭とアヌビスが並べて、彫刻されているのを見たことがありますが、これは墓荒らしのための魔除というよりも、メドューサとアヌビスが同等のものであることを示していたのではないか。なぜなら、アヌビス自身が生死を計る役割で、それはメドューサの血のように生死を操れるとも言えるのでは?
さらに、ヘルメスはエジプトのトト神と同一視されていますが、アヌビスとも同一だそうです。つまり、メドューサの血もヘルメスと同じ働きをすると考えられる。すべてが生死を司るもの。そこに最高の智慧が必要だったということかもしれません。
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いま書いている原稿は、あと二日、あるいは三日でupするけど、アルゴルは、金毛九尾のキツネと結び付けている。これはわたしの個人的な体験で、実感としてはそうなんだと思うわけです。ヘリオでは木星とアルゴルが合、恒星パランでは太陽とアルゴルがリンク。
で、玉藻の前が毒石に閉じ込められた時、それを爆破するのは玄翁和尚ですが、前から、このふたりはセットだと思っている。神話的元型世界では、二極化されない。反対の意味が同じルーツだったりする。玄翁和尚をわたしは爆破魔と言ってるのだけど、玉藻の前は息苦しくなったら、玄翁和尚を呼ぶ。「またかよー」と言いながら玄翁和尚はのこのこやってくる。
わたしが三十代のころ、ある朝、わたしよりも大きなキツネが、わたしに添い寝しており、背中にぴったりとくっついていたのを発見したけど、この「添い寝」そしてうっかり寝てしまい、キツネに戻ったというキーワードは、あれ?葛の葉と気がついたのは、二日前あたり。焦げ臭い匂いがしていたよ。わたしは兄の体験というか、アカシックレコードをそのまま使っているわけだ。葛の葉が信太の森に去ったのは、子供が五歳の時でしたが、わたしは五歳の時に、いきなり縁側から飛んで、あばら骨を骨折しました。信太の森に行こうとしたのかな。
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