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雑記をよく読むと、先生の実感で得たアルゴルの方が、アラビアの伝承のグールに近いので、やはりギリシャ神話(メドューサ)は経由しない方がよいのかもしれないと思いました。人間に化けるのも得意なグールの変身能力は狐、玉藻前、葛の葉と型共鳴しています。
そして、グーラ(グールの女性)の乳を人間が飲むと乳兄弟になり、グールの仲間になれるそうで、面白いです。
グールは、先生のお好きなラヴクラフトもクトゥルフ神話に使っていたようですね。
そして、このグールは、同じくアラブの伝承のジン(幽精、妖霊)とも似ていて、アラビアン・ナイトのランプの精がジンの代表的なものだそうです。
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地上においては、あらゆるものは二極化して考える。
なので、ひとつの神話元型は、良いもの、悪しきものとわけて、さらに、このもともとは同じルーツのものを、何の関連もないものと考える。良いものはずっと良いもので、悪しきものはずっと悪しきもの。
惑星グリッドと、あるいは地球アカシックレコードと、太陽グリッド、あるいは太陽アカシックレコードのずれというのは、たとえば地上において邪悪なものは、太陽グリッドでは一なるものから自己分割してやってきたもの、という結びつけができないということもあるのでは。つまり天国との糸が切れた。
人は自分のエニアグラムしか見ることができない。ということは、グールを邪悪なものとしか見ることができない自分は、二極化のもとの一なるものに回帰できないということでもある。
象徴をころころ変換して読むことができるのは、面白い。それができない人は、とても頭が固い。ふたご座の24度は、意味をころころ変えて、反対の意味にしてしまったりするが、この作用が、トロピカルサインの山羊座箱をこえた段階になると、言葉遊びがそのまま生き物形態の変換につながる。
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