2020年1月5日日曜日

20200105 合成図

今日の夢は、占星術では合成図を使うのもいいのではないかという話がでてきました。
わたしはこれは難易度が高いと思ったので、最近はずっと使わなかった。
最近といっても15年以上かな。
夢の中でこの話をしていたのは誰かわからないけど、
全惑星意識に向かうのに、コンポジットを使おうという話です。

たとえば二重円などで相性図を見る時に、互いの星のアスペクトなどを見るのは、ふたりの人間が互いに自分の肉体に自我があり、そこから一歩も出ない状態で、アスペクトはいわば相手に対する違和感とかを表示するものです。相性がいい、悪いという定義があることじたい、互いに惑星意識に閉じこもっているということです。

でも、コンポジットは、最低二人の人間を合成することであり、この時、このふたりは、それぞれ自分の肉体にある主体が身体の外に出なくては成立しないのです。
たとえば太陽を考えると、(これは地球のことですが)相手の太陽との中点に、自我が出てきます。相手もまた出てきます。
そして全惑星意識とは、惑星と惑星の間にある空白の領域に、主体を置くことです。
濃淡のある雲が、全惑星意識の自我のありかです。
ふたりのうち、ひとりでも自分の身体があるところに自我が戻ると、コンポジットは成立しない。これはもうこのふたりの個人自我は存在しないという状態になってはじめてコンポジットは成立する。
こういう難しさを踏まえたうえで、コンポジット理論を作ったのかな、というのははなはだ疑問だ。
で、今日の夢では、互いの太陽から自我がずるずるっと出て、真ん中で会ってるというところまで、図であらわしてきました。
自分の固形物としての身体から自我が出るというのは、全惑星意識に到達する時の、最初のメソッドと考えてもいい。いま、世界中で、人間の幼児化が進んでいると言います。SNSとかで心無い攻撃をするのも、惑星意識として個人性に閉じこもり、人のことを考えないことから来ています。アメリカも中国も韓国も日本も、幼児化が進んでいる。あおり運転とか、切りつけ犯罪も、著しく幼児的です。こういう時、実は被害者になるのはたいていの場合、寛容な人です。幼児的な人は、そこに自分を投げかけるからです。この相手なら切りつけても反撃はしないだろうとわかっているから。

今日は2020年になってからの最初の深読み会です。

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