T 父よ。私の内に懲罰を加えるものがいるのですか?
H 子よ。少なくないどころか、恐ろしく、かつ大勢のもの達がいる。
T 父よ。私は無知です。
H 無知が第一の懲罰である。第二は悲嘆。第三は無節制、第四は欲情、第五は不義、第六は貪欲、第七は虚偽、第八は嫉妬、第九は計略、第十は怒気、第十一は軽率、第十二は悪意。これらは数で12になる。子よ。これらの配下にさらに多くの者どもがおり、内なる人間(アントロポース)を強いて、身体という牢獄によって、感覚的に苦しませている。しかし、以上の懲罰は神によって憐れまれた人からは、一挙にではないにせよ、離れ去る。再生の有り様と教えはこのように構成されている。
ということです。
思うにエジプトでは動物で表されていたものをヘルメス文書では、12の概念として表現しているように思いました。ギリシア人は概念化が好きなように思います。
身体という牢獄(物質次元、つまり時間がある地球)の中にいるから、これらに苦しむということだと思うのですが、そこから離れるために死者の書の祈りがあり、実際何が書いてあるかわかりませんが、12の難関をクリアにするための祈りが書いてあるそうです。
サビアンシンボルは、コンプリートすることで、解放されると先生が言われていたので、12の難関(サイン)をクリアにする、太陽となるためのものではないのか。つまり現代版死者の書と考えても面白いのかなと思いました。
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12サインのサイズには、いくつかの複数的なサイズがあり
個体としての12サイン、あるいは12感覚から解放されるには、
トリトコスモスからその上のメゾコスモスに上がることであるが、
ここでも12の縛りがある。
最後に12の縛りから解放されるには、マクロコスモスに行く、すなわち恒星意識に到達するしかないが、ヘルメスはそのあたりが得意分野というか、楽々処理可能。
子が下のコスモスでのたうち回っていることを、「面白がっている」
このメール面白いので、また今の原稿に引用して、もう少し詳しく書く。
夢の話とか、ともかくメールがたくさん来ており、全部取り上げるには、わたしのほうに余裕がない。身体はひとつしかない。
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