病院日記、二週目。
手術は8月19日でした。両足を手術するのでずいぶん大胆ですね、と言われた。たいていの場合、片足ずつするらしい。
で、前側法の大腿骨置換は脱臼が起きにくいらしく、わたしが受けた手術の先生は人気が高く、数か月予約がつまっているのがいつもなのだけど、新コロナによる手術キャンセルもあって、たまたま七月に申し込んだら、八月に手術になった。これだけ早いのは特例らしいけど、ただ日時に関しては、この8月19日がもっとも適切な気がしていた。
わたしのジオセントリックのホロスコープは、牡羊座に金星・火星、てんびん座に土星・海王星があり、ここに4つの180度アスペクトがあります。
で、最近トランシットの冥王星や土星が、この180度密集ラインに対してT字スクエアになっています。トランシット冥王星が、出生図に90度になると健康的には危険だと本に書きましたが、実際に、大腿骨損傷になったわけです。
で、8月19日は、トランシットの火星が出生図の火星とほぼ同じ位置になる。つまりトランシットの冥王星と火星スクエアという刃物切断的なアスペクトが、ぴったり出生図に重なるのです。90度とか180度のアスペクトは「凶」と解釈する人からすると、死ぬよ、というような一番危険な配置です。でも、そもそも手術は、骨を切るので、この時期しかないのでは、というような配置だと推理した。だとすると、片足ずつというより、両足一気にというほうがいいでしょう。
取り出した骨はぼろぼろだったという話で、少し長く我慢しすぎた感じ。確かに寝ることもできないような状況も長く続いたし。
手術の次の日の8月20日は貯血した血液を1200mlも輸血したので、体温が38.8度にもなりましたが、これは普通らしいです。ただ19日は寝たきり、20日もなかなか動けず、朦朧としていた。1200mlはかなり多いと思うけど、体がいらないと判断したら、尿で出るらしいです。今後は点滴の嵐ではなくなるので、ちょっと安心。
で、19日の手術前くらいから、目をつぶると、決まった光景が見える。毎度変わるわけではなく、だいたい同じ。ある種の異次元都市みたいなもの。黒い粒が集積して都市を作っているのだけど、この黒い粒はひとつひとつが結びついておらず、いわば磁力的な関係で整列しているだけで、離れようと思えばすぐに離れる。原子は電磁気的均衡がありますが、そういうものでもないらしい。
この目をつぶるとすぐに見える光景は、とても安定していて、ドローンで上空から見ているように、右に移動したり、左に移動したり、近づいたり、遠ざかったりが自由にできる。しかもゆっくりと動く。ただ近づいてから離れると、多少フォーマットが崩れるみたいで、海岸の崖の洞窟に接近してから離れると、ライオンの口に変わったりしていた。ライオンに似ているというよりも、何かの生き物の口。
以前、足先が万年筆のペン先みたいに重なったときに見ていた黒い粒と同じでしょう。ということはこれは暗黒物質だ。
なぜ今手術なのでしょうかという質問があったけど、直接の理由は給付金10万円、プラス100万円が入ったからですよ。病室が一日24000円くらいかかるので、それが三週間プラス手術費ということになると、お金かかる。
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