2020年8月31日月曜日

20200831 長いメールの回答、下降型意識の人の欠陥は説明しきらず

メールによる質問

Q-------------------------------------------

この下書きを読み直し

何度もしていたら、5日ぐらいたち(ーー;)

ずっと考えても わからないのでメールさせていただきます

(前置きも長くなります。すいません)


私の周りの松村先生ファンのスピ友との認識と

私が先生から感じる認識がズレているので

確認させて欲しいのです


A----------------------------------------------

認識は、ずれるはず。認識が同じになるということは、ずっとないでしょう。

何十年たっても誤認する要素はかなりあるはず。

なぜなら、知識はその人の存在状態に応じたものしか手に入らない。目の前に文章があっても、内容を受け取れない。

グルジエフが、目の前にタロットカードがあっても、扱う人に応じて、ぼろぼろにされると言ってるけど、あの手の絵だけのカードなどだと、このボロボロ化がかなり進みやすいので、面白いと思うけど。多くの人は言葉を手に入れると、それが示す情報を手に入れたと思い込んでいる。まずそれはありえない話。

Q---------------------------------------

上昇型、下降型の振動高くしていくときの違い

①上昇型はミとファの間、シとドの間で

オクターブ上の存在たちの助け=インターバルショックがないと上昇型は上には上がれない

上昇型が最高に目指せるのは

全惑星意識のスープの具止まり


A-----------------------------------

最初のインターバルショックは、空気H192のところにあり、これは空気の中に存在する知性によるショックを借りると考えてもいい。もちろん空気192をボディにした存在で、その知性はH6にあると考えてもいい。これはエニアグラムのインターバル三角である3,6,9のうちの一角。それ自身が、すでに「外部」からやってきているとみなすべき。

おそらくグルジエフのエニアグラムについて考えている人の大半はそんなことは考えず、吸う息と吐く息の交換で、このインターバルショック3についてはうまく進行するとみなしているはず。

しかし無機的な空気というものはない。

宇宙のあらゆるものには固有の知性があり、空気の中に高度な知性が住んでいる。

わたしはそれを視覚化してみていることが多く、それを応身と呼んでもいるし、何か思いついた瞬間に、それがすぐそばにいることを見ている。

つまり思いついたのはわたしでなく、それがやってきたことが、思いついたということ。

考えることをやめると、思考がやってくるという言葉からすると、

考えることで思考が来ないように封じているかもしれない。

この空気の中に含まれる知性を認識できれば、わたしがインドに旅行した時、インドの空気に感動したのも、理解できるのではないか。日本とはあまりにも違う空気。

ただし不純物も多いので、帰国してから三週間は寝込んでいました。


二番目のインターバルショックは6の印象ショックH48。

これも空気192ショックと連動している。三角形なのだから。

これは自己想起することで、回路が「図太く」なる。

すると、新しい認識、新しい発見、洞察、などの嵐になり、生きることは日々感動なのだと思うようになる。腕時計を見ている時に、いつもの腕時計でなく、ん?もしかして・・・というような感じで、印象の新しい局面があらわれる。

特定の印象に自己同一化している人は、この同一化による封じで、ほかの可能性はいっさい考えられなくなるので、頭は硬直し、決めつけたことから一歩も動けない。

たとえば、わたしは病院でリハビリ受けていますが、頭髪が逆立った理学療法士が、「俺はパンクのレコード集めてるんすよ」と言った。300枚持ってんだって。

考えてみると、わたしはパンクに対して偏見があるのかも、と思って、退院したらパンクを聴こうと思った。ほっとくと、こんな感じで、人間は印象に対して、つぎつぎと決めつけて、印象活動を刷新しなくなる。視野狭窄症は、年寄りになるとかなりひどくなる。


Q---------------------------------

②下降型は 振動あげてく時は上からの助けはいらない。

そもそも自己を分割しておりてきてるから

でも 土まではおりてこれない。

下降型の人は そもそも自分を割っているので、外からのショックが絶対に必要というのではない

自己想起などの中で 自立的に

全惑星意識のスープに戻ることができる

という風に考えているのですが

ココまでは 同じなんですが

ここからなのですがスピ友は

『下降型はスタピ系だから直ぐに恒星にいける。

インターバルショックも常に 

松村先生は 上昇型にのみ話している話で

下降には 必要ない』

と言ってたのですが

下降型は確かに 

分割した自己を

自己想起することで自己を取り戻すことができ

振動をあげれる。

とは思うのですが


インターバルショックとは 

思考、感情、カラダの体験だから、

上昇みたいに助けは必要なくても

ショックは下降にも

自己想起などでもあるだろうし、宇宙人との遭遇もあるだろうし、色んなショックは下降にも必要かなと思うのですが 違うのですかね?(^◇^;)



A------------------------------------------

下降型は、地上に住んでいる時には、まずまず、記憶喪失を起こしている。

というのも、低い水素の物質は大幅に分割された意識であり、この大幅に分割された意識に同調している時には、知覚の閉鎖が生じているのはあきらかで、高次な意識の自覚をとりこぼす。

下降型は常に失われた記憶を休みなく取り戻す必要がある。

しかしこれは前世とか、具体的な記憶でないことはあきらか。高次な意識は、物質的具体性はない。むしろ具体的な記憶は、この源流的な記憶を阻害することも多い。

しかし段階的な記憶の再生という点では、たとえばアカシックレコードを見ることも役立つ。本質的には、アカシックレコードが意味を持っているわけではない。


分割された意識は、記憶の断絶を作り出すということでは、わたしは高校生のころから、何かものを買うと、いつも戦っていました。この手に入れたモノは、自分をダメにすると実感していました。

なのでモノに飲み込まれないように自分を奪還するということに、かなり労力を使った。

ものだけでなく、たとえば父親とか母親も、自分を損なう力を持っていると感じた。どうやってこの勢力と戦うかということが十代のころの大きな関心事でした。


恒星からやってきたスタピは、記憶の再生のために、いくつかの埋め込みショックを用意して生まれてくる。グルジエフはこれを「犬を埋める」という言い方をしたと思う。シリウスは目覚めの刺激ということを意味しているので。

たいていは人生が障害を受けたり、挫折したりした時に、このスイッチが入る。そしてその時に少し目覚める。ベケットが、いつも暗闇に対峙していた時、彼は絶望的に思っていたが、ある日この暗闇をむしろ出発点にすればいいんだと気がついた。ここで機械人生に対しての停止ショックとしての暗闇は、むしろ目覚めた人間にとっての足場であり、推進力なのだという逆転が生じた。これが埋め込まれた犬にスイッチが入ったことです。

ある社長は、自分の事業が失敗したときに自殺しようと思ったが、その瞬間にスイッチが入った。そしてわはははっ、と笑う気分になった。

インターバルショックは、外部から来るので、「いままでの自分」ということに対しては、押しつぶす力に感じることも多い。

インターバルの場所は、もう「自力では無理」という場所だが、反対に見れば、自力でやろうとすることに対しての押しつぶす力として働くようにも見える。ベケットは、暗闇がある限り、自分は生きることができないと感じていた。しかしこのインターバルショックに乗ることで、価値観が逆転した。


下降型は、インターバルショックも、内蔵しているので、記憶の再生があればいいだけだが、この内蔵した記憶が再生した時に、やはりこれまでの自分を押しつぶすように感じることは多い。

記憶が再生するたびに、別人になってしまうようなイメージで想像してみるといい。

道を歩いている時に、突然、えっ?という形で記憶がやってきた時、それはとても新鮮な刺激であるがそれがこれまで積み上げてきた積み木を崩してしまうことは多い。


Q---------------------------------

上昇型は土から始まっているので

上からの助けが必要で ショック体験となり

気づきが必要と思いますが

下降型は 分割した自己を直ぐ戻れるから

振動高い地球にいけるから 

何もしなくても大丈夫みたいな話しきくと

そうなのかな?…と疑問がわいてきたんです

下降型でも 

全惑星意識にまで戻ってない人も多い気がしますし、自己想起訓練が出来ておらず

惑星意識につかまっている

下降型が地球にいる気がするのです。


A-----------------------------------

もちろん大量にいる。

で、下降型が目覚め始めると、グルジエフが、道の途上で、上昇オクターヴ型と下降オクターヴ型が出会うと戦争になると言ったように、

下降型人間の生存は急速に危険度を増すようになる。オショーが覚醒した時、自分は殺されるかもしれないと怯えたと言っていたが、歴史的に、下降型で覚醒した存在は、生存の危険がやってくる例が多い。

言ってみれば、地上で圧倒的に多い上昇型の人々の共感圧力に乗らないという「雰囲気をちょっとでも出すと」敵対感情がむき出しになってくる。みんな敏感なんです。話をしたことのない人さえ、気配だけで、何かしかけてきたりする。たぶんわたしが思うに、交通事故、たまたまの偶然による被害などが増加する。個人のリアクションでなく集団意識のしかけてきたもの。

逆に言えば、生存を根本から脅かすような勢力を感じたら、自分は下降型かもと思ってもいいかもしれない。

で、慣れた下降型は、この敵対勢力がいつも近くにいるということを当たり前だと思うようになり、それを問題だと感じるよりも、法則的に避けられないものとみなす。

なので、「下降型は 分割した自己を直ぐ戻れるから、振動高い地球にいけるから、何もしなくても大丈夫みたいな」姿勢にはなりえない。不注意、怠慢にはならない。

要するに、下降型は、地上においては、多くの人の集団的な流れに逆流して、その流れを押しつぶす者とみなされる。そっとしておいてくれるはずがない。

なので下降型は、常に生きるための戦略を考えなくてはならない。戦略はひとつではなく、その人に応じてのやりかたがあり、その手があったかと驚かれるようなものもあり、なかなか興味深いです。


Q-----------------------------------

自称『下降型』で『悟ってるみたいな視点で

思考、感情、カラダがこっちからみると

全惑星意識で全然統一されないのに

思考の中だけで 『宇宙人とのコンタクト』や

妄想を繰り広げている スピ発信者も

実際 多い感じがします


A-----------------------------------

インターバルショックを内蔵している下降型は、ショックを自分で作り出そうとするので、たとえば小説を書いて、創作の行為の中でひとりで勝手に「そうだったのかー」と気づきを得たり、あるいは先生みたいなことをして、教える作業の中ではっと気が付いたりします。

教わっている生徒にはこの気づきの瞬間はないので、教えられていることをいつまでも理解しない。

こうしたインターバルショックのチャレンジは、いつも刺激的で、なおかつ「今の自分には無理かも」という自己超越しようとする時にいつも感じる怖さを感じる。

こうした体験を繰り返すと、結局のところ、感情とか身体性の訓練も必要だと自覚する。

知識はすべて自分が持っていると考えると、自分が変化した時、それに応じての記憶が再生し、新しいテーマが生まれてくるが、この新しい記憶の再生は、常に自分が変化したときにしか起こらない。

つまり読み取り機が変わると、それに応じて違う情報がやってくる。

地上のどこにも参考になる本がない場合、知識はこうやって得るしかない。わたしは夢でその回路を開いてくれと言い続けている。



違う人のメール質問です。

Q-------------------------------------------

王様のような人が料理を褒めてくれたあと「また来る時までにトイレの穴はどうにかしておくんだよ。あと、金色の鷹を隠しなさい」と言っていました。

トイレの穴は冥王星かな、と思います。

鷹(鷲?)で思い当たるのは自分にはタロットの世界のカードの(蠍座の?)鷹くらいです。金色な理由も謎です。

王様が何を言ってくれたのか気になってしまい、送らせて頂きました。(相手から嫌な感じはしませんでした)


A----------------------------------

トイレ、冥王星。外との扉。インターバル9。H768の呼吸場所。取り入れたり出したり。

金色。金属の頂点にある金。王様と同一視。

鷲あるいは鷹。鳥族(風)の食物連鎖の頂点にあるもの。

金色の鷹は、本人の成長する高次意識をあらわすもので、それは「種」でもある。種は同じものを引き寄せて太る。しかし隠さなくてはならないのは、それをむき出しに、ほかの人にも見えるようにしてしまうと、すぐさま芽を断つような事態になるでしょう。家族、友達、あるいはあちこちから、奪い取りにやってくる。いつも黙っておくのが大切。

誰も助けに来ないと考えるべき。


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