違法薬物問題について質問が来たので、youtubeで回答しました。
https://www.youtube.com/watch?v=VV7ykkke6xA
たいていの人は、どうして違法薬物を使うのか、理解できないのかもしれません。ここでネックとなるのは、有名になったり、人気になったりした人は、ファンなどの集団圧力が強くなり、ファンの人たちの、人間の鋳型を押し付けてくる圧力が尋常でない状況になった時に、この閉じ込めとか、牢獄のような状態をいかに打破するかということでは、特殊な工夫が必要になってくるということです。あの芸能人が好きですと行った時、この人格イメージに固執し、それ以外の何者でもあってはならないというプレッシャーをかけるのです。それがひとりやふたりでなく、数万人となると、岩に閉じ込められたような感じになる。特殊な工夫が必要なのは言うまでもなく放置しておけば耐えきれなくなり自殺したりする例は最近よく見ますね。アメリカで多くのスターがドラッグづけになるのはこういう事情で、体験しない人には理解のできない話です。
ニコラス・ケイジが一回もしらふになったことがない生活をしている、などということも、理由はわからないでしょう。橋本環奈だと、焼酎飲みまくって圧力を跳ね飛ばしているんかいな。
で、リラックスと、開放。つつましく生きている人には想像もできないくらいの大きな圧力に打ち勝ってリラックスと解放を体験し、ファンからは否定的な働きかけにも平気な顔をしてやり過ごすのに、もっとも安易な手段が薬物です。しかしそれを使わなくても、方法は無数にあります。
基本として、人間は身体に閉じ込められたままでは生きていけない。これはとても不自然ないびつな生き方だからです。生命存在の尊厳を否定したような生き方です。先進国ではアルコールの販売量が激増するという話がありますが、これも解放の方法の一つです。これがあれば何にも要らない、これがあれば死んでもいいと感じるようなひとつの手段でもあれば、違法薬物がまったく必要がないです。
わたしを手術したお医者さんは100キロマラソンとかやってるらしいですが、これは大麻の数十倍効果的というか、強烈です。ただそこまで持っていくのに、労力がかかりすぎるのかもしれませんが、経過も楽しいはずです。
甘いものをドカ食いするというのもあります。でもそれで死んだ人はたくさんいるのでしょう。売れない芸術家で、ごく普通の暮らしをしている人は多数いると思いますが、売れ始めると、だんだんとおかしな状況になっていくのです。牢獄に閉じ込めようとすることに対して、どう打ち勝つかは死活問題になります。非常に多くの人が、この問題をまったく理解できていません。どうしても少数の人の話になってくるからです。
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