田口ランディ氏が、ずっと前に、小説の神様が降りてくることについて話していた。毎日書いていると、待ちの姿勢でなく、安定して小説の神様が降りてくる状態になれる。書き物の神様と言ったほうがいい、小説が嫌いな人もいるので。この書き物の神様はH24のことです。最初はこれを呼び出すのに毎日何時間もかかるが、習熟してくると数十分でやってくる。ジョン・C・リリーはこれを専門家的悟りと呼ぶが、プロはみんな仕事をはじめてすぐにこの意識状態に到達する。なんでもこい、どんなこともできるぞ、という気分になる。これは知恵の神様なのだ。本を読まないでも理解がやってくる。わたしたちは地球人なので、平均的な意識は低速な思考H48であり、ここではキレギレにH24がやってくる。しかしH24を中層重心にした存在状態が、つまりはスタピ、仙人でもある。エーテル体H96を対象化した存在なのだから。H24を重心にした生き方を確立するために、わたしたちはなんでもいいから、何かの仕事でプロになろうとする。いかなる見落としもあってはならない。完璧でなくてはならない。自分の個人的な調不調はまったく関係ない。ましてや気分には振り回されないのは当たり前だ。
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