2018年11月7日水曜日

20181107 アルクトゥルス

アルクトゥルスは恒星。しかしアルクトゥルス意識というのは、実は恒星の前にある、全恒星意識のひとつ。この周囲に七つの恒星がある。恒星を最初に意識の結晶化というふうに定義した時、全恒星意識は結晶化しておらず、これがアルクトゥルスの、形になったり溶けて形がなくなったりするということに関係する。形と言っても物質的形ではなく、アストラル的形でもなく、意識の結晶という形。意識の結晶ってなんだ、というと、意識する定性を持つこと。能動の1と受動の2があわせて3、これを定性化した段階で6になる。人間はこれを数回繰り返して、固めたもので、数回繰り返しているので、簡単には形はなくならない。これは安全装置が厳重にかかっているという意味でもある。意識の始まりは恒星だと再三説明してきたのは、この全恒星意識は、しばしば意識の定性が溶解してしまうからだ。その人が溶けるのでなく、その人を作り出す根源にある意識のありかたが溶けていくのだ。そこを始まりにしてしまうというのは、ある意味、きわめて破壊的な思想を作る。この宇宙で生命は楽しく経験し暮らそうというのが目的ならば、この溶けていくということは考えないほうがいい。この宇宙の絶対は法則1だとして、前の宇宙から見ると、これは法則6。つまりこの宇宙においての意識の始まりは、前の宇宙からすると対象化されたものになる。たぶんジョン・C・リリーは、自分が発明したアイソレーションタンクで、その前宇宙をちらっと見た。おそらく失語症になったり、もっと深刻な症状に陥ったのはそれに関係があると思う。戻ってこれたのはジョン・C・リリーだからこそだと思う。前の宇宙を見ることは、この宇宙を嘔吐することに等しく、内部でその法則に同一化して暮らすということができにくくなる。この宇宙の塵でできたのが生命であるという原則がスムーズに果たされないのと、前の宇宙を見たということだけで、実は強制的に前の宇宙とこの宇宙の間の門番にされてしまうのだ。正確に言えば、門番機能に食され、その身体の一部になる。これがアルクトゥルス人になるということなのだが、冬眠した亀のうち大半が生還してこないのと似て、前の宇宙に触れると、たぶん戻ってこれないケースが半数を超えると思う。


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