今日の夢は部屋の中でテレビを見ていたが、そろそろ出てくるなと思ったのはテレビ枠から出てくる怪物。それが出てきたら噛みつこうと思って待機していたからなのか、出てきたのは案外おとなしく噛みつきがいがないものでした。わたしは物質体からエーテル体にシフトすることは、物質が怪物化し爆発すると説明していますが、それはエーテル体が局在から非局在に繋がっていくからで、形あるものはみな崩れるという意味です。わたしの夢ではしばらく、この物質を四角の枠の中でのものと定義が決まったようで、いつもテレビの枠とか絵の額縁みたいな出かたをします。エーテル体はそれを打ち破って、拡大する。で、エーテル体に自我を移すとは、この爆発するように見える拡大意識そのものに均衡を持つことであり、物質体がベースだと破壊力ですが、エーテル体がベースだと中空に浮かぶ自立結晶になり、それ自身で維持できるものとなるのです。心理学というのは肉体自我がベースであり、その中で働く心理的なものというふうにエーテル体は縮こまっています。エーテル体が主導権を握ると、心理学というカテゴリーは成り立ちません。体を飛び出す意識になるからです。あちこちの人が身体から脱獄するようになると、地上の政治的秩序はなくなりますから、地上の学問とかはみな肉体がベースであり、すべての精神活動はこの中でのみ働くというふうに決められています。わたしがテレビの前で怪物が飛び出すのを待ち構えていたのは成敗する目的ではなく、画面から外に解き放つためではないか、と。夢では、外に出ようとしたら、自分の靴が見つかりませんでした。200くらい靴があり、自分の靴はどれかわからない。つまりは怪物をテレビから外に出すようなことをしていると、自分の地上においてのナリワイ、立脚点が見つからなくなる。そうやってわたしは足を壊したり腰を壊したりするのです。
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