2019年10月7日月曜日

20191007 ヘルメス

わたしは20代の初期に、自分はヘルメスのようになる、と決意したことがありました。このヘルメス化に対して、グルジエフはずいぶんと貢献します。なので、自分とヘルメスとグルジエフの三角形を作ると、ものごとすべてうまく行くと考えたのです。

ヘルメスは、異界に行きたいという欲求が強く、これがのちに、さまざまな異次元を行き来するという性質を作りました。境界線をつなぐもの。橋渡し。越境的な意味で、メルクリウスの道標も同じです。日本でなら、この境界線をつなぐものとは猿田彦なので、ヘルメスと猿田彦は同一視されました。

で、これらは天空ではアンタレスを示します。ヘルメスは要するにアンタレス人なのです。アンタレスのゲート、天の八衢は、アルニラムとかなり深くかかわり、さらにアンドロメダとも関係するので、わたしがアルニラム人に戻ったというのは、アンタレスのゲートを最大限使おうという意味にもなります。

QHHTセッションで、わたしの癖として、最低限四つのコスモスをレイヤーのように重ねて見てしまうというのがあり、しかもわたしは敷居に住む存在であるというのは、ひとつの世界にじっと定住はしないといういうことを思い出しました。これはヘルメス的です。
アルニラム人に戻ったんなら、これからマルチコスモスとの通路をもっと大っぴらに展開してもいいのではないかと思います。

で、話を進めるためには、卑近なところでやっていくのもいいですね。わたしは12サインと12感覚を結び付けて説明していますが、これはシュタイナーの理論です。で、もっとも重たい感覚として、世界のどん底にあるものはおとめ座の視覚です。
人は視覚に捕獲されて、特定の世界に幽閉されるのです。

いったん12感覚を解体して、再結合する。この再結合の時に、この世界とは違う世界に接続するということも可能です。もっとも重たい、支配力を持つ視覚をいじるというのは、わかりやすいはず。
視覚は特定のところにフォーカスして、それ以外のところはボケます。そもそもが目は身体の前のほうについているので、後ろは見えない。この異様な偏りが、視覚の特徴なのです。
異なる区画、あるいは異なる振動密度の世界にフォーカスして、そこで視覚意識をあわせると、ほかの12感覚もついてきます。ただし特定の感覚をつかんで離さないと、それは変化に抵抗します。

人間が話す時に、肺の空気を押し出して、喉の声帯をふるわせ、それで声になります。でも、わたしの場合、このふたご座の言語感覚をつかんでおらず、解放してしまうことがあり、するとぼうっとした時、リラックスした時、自分が話さない時に、この回路を誰かが勝手に利用することがあり、こういう時は誰かが話すのが聞こえます。
この声が聞こえる時、どこの国の言葉かわからないのが聞こえて、意味はわかるのに言葉はわからないということもあります。ともかくいろんな人が、勝手にわたしの言語感覚を利用してというか、わたしが自分で使っていない間、レンタルしてくる感じです。
東北の人で、しわがれた声の年老いた女性が、意味不明の方言で話してくるというのが、最近ありました。なんで、わたしの受信機を勝手に使うの?と思いました。

異次元シフトするのに、まずは視覚からやってみるのが一番いい。
ということは、視覚の性質で、特定の場所にフォーカスすることで、そこに捕獲されるというのをもっと意図的に使う。緊張をほどいて、視覚を全方位的にしていく。すると、この視覚というのは、立体幾何図形のように区画がはっきりしていて、ある区域をフォーカスした時に、違う区域は無視する、あるいは時間差のある残像に追い出すのです。
暗闇の中で、この立体幾何図形、つまりパルス波の走査線の縦横縞を見ると、正二十面体よりもはるかに細かいけど、ひとつの区画はどうも三角形ではないな、しかし五角形とも断定できないなと思いました。
図形から違う図形に飛び移るのは、アルニラムのお家芸です。三姉妹の真ん中のタギリヒメは、霧の中に住んでいて、この形をあいまいにして、違う図形に飛び移るのをお気楽にやっていますが、下の妹、アルニタク、イチキシマは、特定の世界、図形の中に入り込みここで商売をしようとしています。まあ、それもヘルメスのもうひとつの面なのでしょうか。

今日の夢では、わたしはキムチを作っていました。このミルフィーユみたいに重なっている中で、ある層にわたしは生きた虫を組み込んでいました。といっても、アミよりも長い虫です。朝になってこれを思い出した時、18月のカードを思い出しましたが、つまり視覚というのは特定の区画に切り取るけど、これは記憶が重なっていて、人脳、羊脳、虫などの記憶が、ひとつの映像の中に重層しているんですね。壁をはがすと、奥から虫が出てくるぞ、みたいな感じでしょう。






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