2020年10月20日火曜日

20201020 自己想起に関しての質問

 質問が来ました

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自分を見ている自分を見る❗

これは子供の頃から、無意識にやってきたのでできるのですが、更にその自分を見る、そのまた自分を見る、そのまた自分を見る… …

これは一生掛かっても出来る様になる気がしません、凄く難しいです

でも、見ている対象を変える事は可能かとも思います

例えばコロナで言うと

コロナ怖い!怖い!

→なんでインフルエンザ程度の事で、こんなに騒ぐんだろう?経済活動止めたら不景気で死者が増える、普通の生活に戻した方がいいんじゃないだろうか?

→いや切羽詰まればみんな色々気付き、新しい世界の移行に繋がる、早く新しい時代が来てほしい

→変わらない人もたくさんいるけど、本人の自由だからそれでいい

→個人の自由が実現してるんだから、素晴らしい現象で素晴らし世界だ

→世界は常に完璧で100%!常に上手くいっている!

まぁ、ただ考えているだけ!とも言える訳ですけど

これって自分を見ている自分、その自分を見ている自分、その自分を見ている自分…

と立ち位置が変わった風景(客体)とも思えるんですが、これでは意味がないのでしょうか?

自分を見ている自分、その自分を見ている自分、そのまた自分を見ている自分…

これはどうにも難しくて出来ないのですが

松村先生、初心者の質問で退屈とは思いますが、解説頂けたら助かります

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見る、見られる関係性すなわち主体と客体の関係は、互いに縛り合って、この関係から出られない状況を作り出す。これが2の数字の意味。さらに違う視点を作ると、これは3の数字になる。2の段階では気づかなかったことに、3では気が付くことができる。

主体と客体の固定的な関係、互いが互いを支配する関係は、片方だけを固定できない、あるいは片方だけを解放できないという意味では、視点が変わると、見ている自分も変わるという現象を起こす。このメールでの質問の内容は、ただの自問自答で、見る自分と、新コロナの位置関係は何も変わっておらず、自己想起不可という状態です。この内容を読んだら、人によっては「バカじゃないの?」と笑ってしまうような話では。

第三の地点が出てくると、それまでの主体と客体の固定的関係性が一気に変化する、急激に視野が拡大するということを「一度でも」体験しないことには、実感ができないだろう。ちなみに、夢では、固定的な主体の位置が崩れる。なんせ身体から離れているので。

このメールの人の内容に対して、これまでわたしが面倒臭いと言ってるのは、自分の人格、主体のありかたにしがみついているからです。十牛図の第八図は、主体と客体の関係性が流動化して、複数主体、複数客体が入り混じる。見ているわたしがたくさん出てくる。ここに至るには、第七図の段階が必要で、つまり、自己達成が完璧なまでに実現することも重要かな。すると自己達成とか自己実現って、案外つまらない、と思うようになる。

今日は、太陽アカシックレコードについてのyoutube作りました。

https://www.youtube.com/watch?v=kDz36ws66kk

地球アカシックレコードと、インドラネットのアカシックは違いますが、ヘリオセントリックとジオセントリックの違いと考えよう。アンタリオン変換はできないが、比較はできると思ってもいいのでは。

朝日カルチャーセンターの11月より後の三つの講座の内容は以下。

土星、天王星、キロンの関係性

土星と木星の間には、立方体の関係が成り立つというのがケプラーの説です。つまり土星とは箱であるというふうにわたしは解釈します。土星の作用とは、ある特定のサイズの世界を封鎖して、外界との関係を切り離して孤立させるというものです。土星は、地球を宇宙から孤立させたと考えてもいいです。これに対して土星の外の軌道にある天王星は、箱を傷つけ、人々を解放するという働きになります。誰でもどこかのサイン、ハウスに天王星があり、これは息苦しいものから自由にしていきます。しかし天王星と土星の直接の関係はきわめて強い緊張感が発生するので、その触媒としてキロンが関与します。

サビアンシンボルの本質を引き出す

サビアンシンボルは、アカシックレコードそのものですが、ただシンボルを作る時に具体的なイメージ、事物性と結び付けたために、純粋なアカシックレコードを表現しているとは言えないものになってしまいました。そこで、いったん事物性を切り離して、本来の象徴性を引き出す作業をすると、サビアンシンボルをアカシックレコードとして活用することができます。問題は、純粋な象徴性というものは、誰一人語ることも説明することもできないものになってしまうということです。アカシックレコードは、太陽アカシック、すなわちインドラネットと、地球アカシックの二種類があり、このふたつは合致していません。結びつけるにはコンバートが必要です。

外宇宙との接点としての冥王星

冥王星は準惑星になったとしてもそれは天文学的視点の話であり、占星術として考えた時には、重大な惑星です。これはこの太陽系には従属していないという説がありますが、それはともかく、恒星からこの太陽系に降りてくる時に、恒星は冥王星を乗り物にします。なので、その人の根源的な目的性、意図、太陽系の内輪から見たものでなく、客観的な姿勢としては、冥王星の位置を考えてみるのは興味深いことです。それに赤緯も極端に傾斜するので、赤緯についても考慮にいれると良いでしょう。外から来たものは冥王星、海王星、天王星と降りてきます。





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