2019年7月31日水曜日

20190731 イメージで理解できないもの

二日前あたりに、次の短編を書こうと思って書き始めたが、急きょ、また新しい本を書くことになったので、中断。土星軌道と天王星軌道を移動する不安定なキロンは、泥身体と、電子身体の間を行き来するということについて、ディックのラウタヴァーラ事件と同じタイトルで書こうとしていたのです。すると、プロキシマ・ケンタウリのプラズマ生命体について詳しく書けると思ったんです。でも、ともかく放り投げて新しい本を今日から書く。で、タロットカードを、正二十面体に結びつける場合、ひとつの三角形は、隣接する三角形がおもに三つあり、この隣接はおもに線でつながっているものです。で、タロットカードの一枚は、ほかにすぐに違う三枚にシフトできるということでもある。こないだのアンドロメダ人の、異なる三角形にシフトする手法というのが、印象としてちょっと不気味すぎて、この世界で成り立つイメージとしてこれは難しいのではと考えたので、逆に面白いとも言えます。このあたりをもうちょっと突っ込んでみるかな。表現が難しいものは、なかなか好奇心を刺激しますよね。この世界に住んでいる人のイメージとして思い描くことのできないもの、まったく異なる座標の侵入というのは、まさにアンドロメダの独断場です。

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