2019年6月10日月曜日

20190610 夢解釈の自由性

夢で登場する象徴の解釈は、最初から大仰な姿勢で取り組もうとして失敗しているのではないか。これは文章を書く時と同じです。で、田丸雅智の「超ショートショート講座」を参考にして、まず夢で見た名詞を列挙します。この中で、ひとつを選びます。このひとつの名詞について、何を思いつきますか、ということを数個並べます。田丸氏の本での例では、太陽という名詞に対して、発電に使える、マグマみたい、皆既日食、ぽかぽかする、夕焼けなどです。夢ではたくさんのものを見すぎてしまうので、ひとつだけ名詞を選んでみるというのもいいですよ。それについて思い浮かぶことをリストに上げます。これだけでも、かなりわかってきます。たいていの場合、連想の硬直性というか、機械性があり、こうでなくてはならないという考えが原因で、夢の象徴を理解できなくなっています。夢は一筋縄ではうまくいかないのです。たとえば女性という名詞に対して、思い浮かぶこととして、男前だ、というのでもいいのです。警察官を見て、おれおれ詐欺のウケコ。このくらい自由に考えないと夢はわからない。

今日の夢では波動が形の中に犠牲になるということを言及していたけど、この夢は三回見ています。ということはどうしても強調してほしいらしい。で、波動が形に犠牲にならないようにするというのは、象徴性、雰囲気、振動が、事物の中に吸い込まれて死なないようにすることなのですが、振動と事物を最初から合致させないということも対策の一つです。これ、時間数字と空間数字にずれを起こすといいのです。時間数字は振動です。空間数字とは粒子性、事物です。ホゼ・アグエイアスは12数理を非難して、13を重視したが、13は空間の中に割り切れません。13で生きる人には安心立命はなく、「どこいくの?」「ちょっと底まで」ということもなく、浮いています。つまり「落ち着かず」御しがたい存在になります。象徴と形イメージをあわせない練習をしてもいいかもしれません。子供の時にはそれは当たり前でしたが大人になるともう硬直以外はないです。夢を解釈できないのはこの硬直性、あらゆる波動、象徴は、墓の中に死んでいき、浮かばれないということです。

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