2018年11月7日水曜日

20181107-2 センターの連動

12感覚は平均的に発達させる必要があると説明しているのだが、これは占星術のホロスコープで、惑星によってどれかのサインが強調されていたり弱かったりするのはアカンと言ってるのと同じだ。思考センターと感情センターと身体センターは、同期を取り協力しあう必要がある。おうし座の思考感覚の裏にはさそり座の生命感覚があり、生命感覚が凝縮されると、思考は強く明確になる。ふたご座の言語感覚の裏にはいて座の運動感覚があり、言葉を考えたり聞いたりする時、わたしたちは身体が微妙に運動していることに気がつく。考えている時にも、この運動を伴わない時には、言葉は空回りしており、真実味を持たない。思考が空回りして、それに感情も身体もついてこない時、その思考は嘘だと判断してもいい。それにそもそも、感情と身体がついてこない思考をすると、ひどく疲れるし空しさが残る。本人が確かな実感を持てないのだから。グルジエフの7つのセンターが調整されるとは、何かするにも、すべてが連動し、協力しあっているということだ。7つのセンターはかなり無理な話なので、まずは通常の思考・感情・身体の5つのセンターが連動することを目指すといい。思考と感情が連動していないとは、たとえば何か考えても、感情はそれに従わない、否定している、笑っているというものだ。自分の中でまとまっていないものは、他人から見ると、もっと疑わしいものに見えてしまうのはあたり前だ。センターがまとまると、固い岩のようになる。講座をしたり、コーチングしたりする人は、この思考や言葉に感情も身体も連動させる工夫をすると、らくらくカリスマになれるだろう。質が高くなくても、少なくとも、その場所においての真実性を持つことができるからだ。思考と感情と身体が連動したものがリアルだ。そしてそうでない部分的な働きは機械的になるので、それをテンプレと言う。何かの思考のテンプレは本人が一度も本気で考えていないことを、道端から拾ってきたもので、このテンプレに返事する人はいない。というよりリプライしてはいけない。(テンプレの挑発に乗る人は、自分にもテンプレ要素があることを反省するべきであるという意見。ちゃんと考えて聞く人には、誰もがちゃんと答えざるを得ない。)

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