2018年9月4日火曜日

20180904 リリス

面壁九年は、現代ではもう一般語になってしまった。つまりずっと集中してわき目もふらずという意味。達磨大師は壁に向かって九年間瞑想して悟りを開いたということから来ているという話だが、悟りならそのずっと前から開いている。で、九年間壁の前に座っていたというのは、身体を動かさないで、植物的知覚のほうをメインにしたということとか、分身を作って、それに乗り換えることの探索にこんなに時間をかけたということだ。これは悟りとはまた別の話だが、無関係ということでもない。悟りを開いた人でないと、おかしな方向に脱線するだろう、ということはあるからだ。この場合、キーワードは9年ということで、これで思いつくのは、エニアグラムとか、またリリスの周期だということだ。リリスが悪く言われる理由は、普通の世間的な生活にいつも従わないからだ。支配者の言うことを聞かないのはみな邪悪な存在と言われる。リリスは大地に下りてこない。木の中腹に住んでいる。そしてこれが知られていないことだが、リリスにはジェンダーが無い。ジェンダーがあれば大地に下りることはできる。リリスの本性はもともとは鳥族だ。別種族が地球に迷いこんできたので、だから世間的に従属できず、木の中腹で、世間を見ていたのだろう。そういえば、鳥貴族もビルの上のほうに店舗があり、一階には決して降りてきませんね。9年で12感覚を一巡すると、感覚はみなシフトする。すると達磨大師の言うような「気化」が進む。わたしがリリスに会った時、リリスは「地上には植物のはえていない禿げ地がある」と言っていた。リリスはそこに行けないんだと。といっても、最初から地上には行く気はないだろう、という突っ込みは入れないことにした。かぐや姫はこの妹のようなものだ。

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